パソコン講座

初心者向けパソコンの選び方

2019年1月17日

初心者向けパソコンの選び方

パソコンを購入しようとした時、どのパソコンを選んだらいいか悩んだ事はありませんか。パソコンの説明を見ても難しい言葉ばかり書いてあり、どのパソコンが良いパソコンなのか、自分に合うパソコンはどれなのか分からない事もあると思います。

本記事ではパソコンの選び方について出来る限り分かりやすくまとめてみました

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少しでも参考にして頂けたら嬉しいです。
項目 説明
メーカー 東芝
価格 154,580円
CPU Core i7-6500U
メモリ 8GB
HDD SSD 256GB

項目 説明
メーカー 東芝
価格 65,664円
CPU Celeron® プロセッサー3865U
メモリ 4GB
HDD HDD 500GB

上の2つのパソコンは同じ東芝ですが価格が2倍以上違います。

なぜ価格がそこまで違うのか、パソコンを選ぶときのポイントを分かりやすく説明していきます。

 

パソコンを選ぶポイントが分かれば自分に合うパソコンが見つかるはずです。

 

パソコンを選ぶ時に見るポイントはたったの3つ

1つ目のポイント パソコンの"頭脳"CPU

CPU

パソコンを選ぶ時に一番重要視されるのがCPU。CPUとはパソコンの頭脳です。CPUの性能が良い程、性能の良いパソコンと言えます。

 

CUP
CUP
パソコン内部の指示は僕がやってるよ。

 

CPUはIntel(インテル)とAMD という会社が作っています。AMDはIntelの製品に比べて値段が安めなのが特徴でマニア向けのCPUです。Intelの方が安定感のあるCPUなので、初心者はIntel製品のCPUがお勧めです。

一般的なIntel製品のCPUは以下の通り。

CPU名 性能 価格
Core i9 ★★★★★★ 最も高い
Core i7 ★★★★★☆ 高い
Core i5 ★★★★☆☆ 少し高い
Core i3 ★★★☆☆☆ 普通
Pentium ★★☆☆☆☆ 安い
Celeron ★☆☆☆☆☆ 最も安い

一般的なADM製品のCPUは以下の通り。

CPU名 特徴
Ryzen 9 Intel製品「Core i9」相当
Ryzen 7 Intel製品「Cote i7」相当
Ryzen 5 Intel製品「Core i5」相当
Ryzen 3 Intel製品「Core i3」相当

※本来は同じCPU名でも更に詳細な型番があり型番毎に性能が変わります。

2つ目のポイント CPUの"作業スペース"メモリ

メモリ

次に重要なのがメモリです。メモリはCPUが作業する為の作業スペースのイメージです。いくら性能が良い頭脳(CPU)でも作業スペース(メモリ)が狭ければその能力は発揮出来ません。

メモリの容量が大きい(作業スペースが広い)程、パソコンの処理速度が速くなります

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メモリの容量は以下の通り。

メモリ容量 処理速度 価格
4GB 普通 安い
8GB 速い 高い
16GB 最も速い 最も高い

インターネットの観覧くらいなら4GBでも問題ありませんが、パソコンの処理速度が気になる方や、複数のソフトを同時にサクサク使いたい人は8GB以上がお勧めです。

3つ目のポイント パソコンの"収納庫"ハードディスク

ハードディスク

 

ハードディスクはパソコンに保存するデータ(写真や音楽など)をしまう場所“収納庫”のイメージです。ハードディスクの容量が大きい程、パソコンに保存出来る量が増えます

 

ハードディスク
ハードディスク
パソコンのデータは僕の中に保存されているよ。

 

ハードディスクには以下の種類があります。

種類 処理速度 容量 価格
HDD 遅い 最も多い 安い
SSD 最も速い 普通 高い
SSHD 速い 多い 普通

SSDは処理速度が高速ですが、容量が多くても256GB程度となります。(※2019年1月時点)

HDDとSSHDは1TB(1000GB)を超える物も多く大容量のデータが保存出来ます。では実際に256GBではどのくらいのデータが保存出来るのかを表した表が以下の通り。

種類 保存量
高画質の写真

(1800万画素)

約4万枚
高画質の動画

(フルHD)

約40時間
高音質の音楽

(AAC128Kbps)

約6万5千曲

パソコンに高画質な動画を沢山保存したい方は、HDDかSSHDを選択し1TBくらい欲しい所です。そうではない人は256GBもあれば十分な容量と考えられます。また処理速度を重視したい方は処理速度が速いSSDを選択した方が快適にパソコンが動作します。

推奨するパソコンのスペック

初心者にお勧めなパソコンのスペックは以下の通り。

WordやExcelのOffice付きで10万前後と比較的安価で高性能なパソコンを購入することが出来ます。このくらいのスペックがあれば普通に使う分には十分な性能を発揮します。

項目 説明
CPU Core i5
メモリ 8GB
HDD SSD 256GB

その他、パソコンを選ぶ時に確認しておきたいこと

Microsoft Officeは付いているか

WordやExcelなどのソフトが使える「Microsoft Office」が付いているか確認しましょう。

Officeは普通に買うと約3万円と高価なので、Officeを使いたい人はパソコン購入時に「Microsoft Office」が付いているパソコンを購入しましょう。

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モニタの映像が綺麗かどうか

最近のパソコンは映像が綺麗なモニタが多いので、あまり気にする必要はありませんが、念のため確認しておきたい所です。性能ばかり気にして"性能が良くて安価"なパソコンを購入したらモニタの画質が粗いなんて悲しい結果にならないように、実物を見たり、インターネットで購入する際は評判を見て確認しておきましょう。

デザインが好みであるか

パソコンは高い買い物です。運が悪かったり使い方が荒いとすぐ壊れることもありますが、基本的にはそう簡単には壊れません。長い年月使う物です。長い年月使う物だからこそ、自分好みのデザインのパソコンを購入することをお勧めします。

保証期間がどのくらいか

パソコンを購入すると保証期間というものがあります。どのメーカーのパソコンを購入しても保証期間は通常は1年間で各社共通です。購入後1年以内に故障が発生した場合は、無償で修理してくれます。
しかし、購入後1年を過ぎると通常は無償保証の対象からは外れてしまいます。もし2年目以降に故障が発生すると有償での修理となってしまいます。パソコンはそう簡単に壊れるものではありませんが、心配な方は有料で延長保証サービスがありますので、そちらに加入するのも良いかもしれません。

まとめ

パソコンを選ぶ時に見るポイントについてまとめてみました。パソコンを選ぶ時は以下の3点に注目し、自分の予算、求める性能に合うパソコンを選ぶようにしましょう。

  • ポイント1『パソコンの"頭脳"CPU』
  • ポイント2『CPUの"作業スペース"メモリ』
  • ポイント3『パソコンの"収納庫"ハードディスク』

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