Webマーケティング

ロングテールキーワードとは

2023年1月15日

ロングテールキーワード

ロングテールキーワードとは

ロングテールキーワードとは、検索ボリュームが少なく、複数語の組み合わせからなるキーワードのことです。「ニッチキーワード」や「スモールキーワード」とも呼ばれています。

次のグラフはビッグキーワードとロングテールキーワードのイメージ例です。

ビッグキーワードとロングテールキーワード

ビッグキーワードとは、検索エンジンの月間検索ボリュームが10,000以上になる、主に1語で構成されるキーワードのことです。

例えば「妊娠」「SEO」「ラーメン」「美容」などは、検索エンジンの月間検索ボリュームが大きく、競合サイトも多い人気キーワードです。ビッグキーワードで上位表示されれば、Webサイトへの集客がたくさん見込めますが、ビッグキーワードは競合サイトが多いため上位表示は至難の業です。

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それに対し、ロングテールキーワードは、検索エンジンの月間検索ボリュームが1,000未満になる、3語以上で構成されるキーワードのことです。

例えば「妊娠 つわり 対策」は、検索エンジンの月間検索ボリューム数が少なく、競合サイトも少ないキーワードです。

このように、検索ボリュームが少なく、複数語の組み合わせからなるキーワードのことを「ロングテールキーワード」といいます。

暗記ポイント

  • ビッグキーワード:検索ボリュームは10,000以上、主に1語で構成されるキーワード
  • ミドルキーワード:検索ボリュームは1,000~10,000、主に2語で構成されるキーワード
  • ロングテールキーワード:検索ボリュームは1,000未満、3語以上で構成されるキーワード

ロングテールキーワードの特徴

Webサイトの集客を増やすには、ロングテールキーワードを狙った記事を書く必要があります。

本来であればビッグキーワードで上位表示されるのが理想です。ただビッグキーワードは企業サイトや優秀な個人サイトが上位を占めており、さらに競合サイトの数も多いため、上位表示を狙うのは難しいのが現実です。

そこで、ロングテールキーワードを狙います。なぜロングテールキーワードを狙うのか、それはロングテールキーワードには次のような特徴があるからです。

コンバージョン率が高い

コンバージョンとは、Webサイト上で獲得する「成果」のことです。そして、コンバージョン率とはWebサイト上で獲得する成果をわかりやすく数値化したものです。

例えば、妊娠初期のつわり対策グッズを紹介しているページがあるとします。

「妊娠」というビッグキーワードでWebサイトに訪れた人より、「妊娠 つわり 対策」というロングテールキーワードで訪れた人の方が、商品を購入してくれる確率が上がります。

なぜなら「妊娠 つわり 対策」というキーワードでWebサイトに訪問した人は、実際に妊娠してつわりに困っている人が多いからです。それに対し「妊娠」というキーワードでWebサイトに訪問した人は、つわりに困っているとは限りません。

このようにロングテールキーワードは、ユーザーが求めている記事に辿り着く可能性が高く、コンバージョン率が高くなる傾向にあります。

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検索で上位表示されやすい

ロングテールキーワードは、検索エンジンの月間検索ボリューム数が少なく、競合サイトも少ないため、上位表示されやすい特徴があります。

例えば「妊娠」というビッグキーワードは、検索ボリュームが多いため、上位表示されればWebサイトへの集客がたくさん見込めますが、「妊娠 つわり 対策」というロングテールキーワードは、検索ボリュームが少ないため、上位表示されてもWebサイトへの集約はそこまで見込めません。

ただ「塵も積もれば山となる」という言葉どおりで、ロングテールキーワードで集客することで、最終的にはたくさんの人がWebサイトに訪れてくれます。

収益記事に導く

よくあるのが「集客記事」と「収益記事」に分けて考えるという手法です。

「収益記事」は、アフィリエイトなどの収益を目的とした記事です。収益が見込めるビッグキーワードは人気のため、Google検索などの検索エンジンで上位表示を狙うのはなかなか難しいのが現実です。ライバルサイトも同じことを考えているので、競合サイトに競り勝つ必要があります。

そこでロングテールキーワードを狙った「集客記事」を書き上位表示を狙います。そして「集客記事」から「収益記事」に導き、収益を発生させる流れを作るという考え方です。

 

このようにロングテールキーワードは、ビッグキーワードに比べ上位表示されやすい特徴があります。

検索ボリュームが少ないため、Webサイトへの集客はそこまで見込めませんが、1日10人訪問してくれるロングテールキーワード記事が100記事あれば、合計で1日1000人訪れてくれるのです。

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